川島商店街のランダムウォーカー

リーマンショック以前個別株で痛手を負ったアラフォーがインデックス投資を行う。備忘録的なブログ

米国中心の投資をしている理由

現在通常NISAの先進国株インデックスファンド(120万円投資)以外は全て米国株価指数に連動したETF等やスマートベータETFに投資している。

ざっくりで9割が米国市場という事になる。

 

米国一本派

先進国分散派

新興国分散派

日本株

株式投資(国際分散)でも色々なスタイルがある。

 

 自分としてはアメリカが世界最強の経済大国であり軍事大国である間はアメリカ中心で良いと考えている。

 トランプ大統領の外遊先での強気発言は強い経済と軍事力の裏付けだと感じている。

自分の感想だが箇条書きにすると。

■世界トップクラスの多くのグローバル企業はNY市場に上場している。

 代表的なのはアップル。アメリカや日本でiPhoneの売り上げが頭打ちになったとしても、お金に余裕の出てきた新興国中流階級がどんどんiPhoneを買うだろう。

 世界中から利益をアメリカに吸い上げている構造。アップルのようなグローバル企業に投資することがグローバル分散投資につながっている。

 そのほかコカコーラ、P&G、J&J、3M、Amazonフィリップモリスペプシ、ナイキ等日本でも生活に入り込んだ企業がたくさんある。

 

■経済のルールはアメリカの企業が有利になるように作られている。

 強い経済と軍事力に裏付けられた他国相手の交渉力

 

■徹底した株主への還元

 マイクロソフトがここ何年か高配当を出しているが、高配当を出しているにもかかわらず、数千人規模のレイオフを行うという、日本では考えられない施策を実施する。

 多分利益が増えればまた高給で優秀な人材を雇うのだろうけど、この辺の割り切りはすごいと思う。このような企業に勤めたいとは思わないが、投資先としては安心できる。

 

時価総額が大きい企業が多い

 こちらも当然だが、世界時価総額上位の多くの企業がアメリカ市場に上場している。

 中国の銀行やインフラ系企業などが上位に入っているが、それらを除くと多くがアメリカ市場である。

 日本で一番時価総額の大きいトヨタ以上の会社がゴロゴロしている。

 

■日本以外では一番低コストで投資できる。

 当然自国の株式購入が一番低コストなのだが、次に低コストなのは米国である。

 

■アメリカの人口はまだ増え続ける(世界の人口も)

 先のことは分からないが私が平均寿命に達する2050年程度までは人口が増え続けるようだ。上に書いたようにグローバル企業がいくら多いと言っても自国の需要も無視できない。人口(労働人口)が増えると言うことは間違いなく株式にとってはプラスであろう。これは人口減少や労働人口減少の入口に入った日本の国民として海外に分散投資するという一番の理由になるだろう。

 

■投資環境が整っている(法整備が整っている)

 成長著しい新興国はちょっとした政治的内乱などで金融市場のルールが変わったりして外国人投資家が不利益を受けることがある。

 

■パフォーマンスが良い(過去の実績では)

 この辺はいろいろなブログなどでアメリカの過去の株式パフォーマンスの良さが説明されている。

 細かい分析は書籍や詳しい方のブログにお任せするとして。

 日本はバブル崩壊後の失われた~年というのが悪影響を及ぼしている。

当然過去と今後ではパフォーマンスは違うのだが、未来はわからないという観点から、長期投資をする際、過去30年、50年のパフォーマンスを分析し今後の10年~30年を予測すると思うが、過去30年にバルブ後の低迷を経験している日本株式はパフォーマンスが悪くなってしまう。

 アメリカはここ30年~50年で主要な株価指数が何倍にもなり、現在でも高値を更新している。